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フォークリフトの事故対策は


 

流通や建築の現場で、荷物や資材を運ぶことによく使われているフォークリフト。現場にはなくてはならない車両という会社も多いのではないでしょうか。

 

しかし、フォークリフトの事故は多く、命に関わる重大な事故に繋がらないよう、安全に作業を進めるためには、毎日の事故対策を欠かすことができません。

 

過去に起きた事故や、フォークリフトを使う現場で起きやすい事故から原因や対策を学び、安全に作業をすることが必須です。また、事故が起きにくい作業現場を作ることも優先課題でしょう。

 

今回は、フォークリフトの事故対策について、気を付けなければならないことをまとめたいと思います。

 

それぞれが安全に対する認識を常に高め、いつも使っているものだからと安全確認や点検を怠ることがないよう心がけることが最も大切です。

 

フォークリフトの事故で起こりやすいもの

フォークリフトは講習を修了することで、誰でも運転や操作をすることができます。特別な訓練を長期間にわたって受ける必要がないため、身近に感じる特殊車両でもあるでしょう。

 

しかし、フォークリフトは操作を誤ると重大な事故に繋がります。ときには命を落としてしまう事故も発生するほどです。

 

フォークリフトの事故では、
* 墜落や転落
* 挟まれる
* 激突
* 転倒によるもの
という4種類が多いと言われています。

 

それぞれ、どのような事故なのか解説しましょう。

 

気を付けているつもりでも、作業を進めることで慣れは起きてしまい、安全を忘れていることもあります。また日頃からフォークリフトを使い、運転や操作に慣れていれば自分は大丈夫という過信が生まれやすくなります。

 

どのようなことが事故に繋がるのかをしっかり把握することで、事故を未然に防ぐことができます。

 

墜落・転落

フォークリフトから、作業している人が墜落したり、転落する事故は意外に思うかもしれませんが、多く報告されています。

 

フォークリフトで資材などを運んでいるときに起きやすく、荷物をフォークに載せて、振り落とそうとしたときに、フォークリフトがバランスを崩し、フォークリフトそのものとともに転落してしまうのです。

 

作業している現場によっては、ほかの荷物に体を強く打ち付けたり、違う場所へ墜落してしまうこともあります。
無理な運転やフォークリフトがバランスを崩しやすい操作には、周囲の安全確認など十分な注意が必要です。

 

挟まれる

フォークリフトを操作する現場で起きる事故のなかには、マストやヘッドガードなどの間に挟まれてしまう事故も多く起きています。マストはフォークを上下させるものです。

 

このマストに挟まれてしまう事故の多くは、周囲への注意が欠けていたり、マストやヘッドガードの操作を誤ったことが原因で起きています。

 

トラックの荷台をフォークリフトで持ち上げたパレットに乗せて、フォークリフトの運転席に移動しようとすれば、通常一度地上に降りなくてはなりません。

 

しかし、荷台からそのままフォークリフトのマストと車体を通ることで運転席に移動しようとして、ティルトレバーとリフトレバーに触れてしまい、傾いたマストクロスメンバーとヘッドガードに挟まれたという事故の報告もあります。

 

このような事故は、安全を第一に置き、多少手間でも省略することなく、一度地上に降りれば事故対策が可能なものです。

 

作業者へ激突

フォークリフトを操作する現場では、作業する人がほかの作業者や荷物に激突してしまうという事故も多く起きています。前を見て運転していれば、激突することは有り得ないと思う人も多いかもしれませんが、意外にも事故の報告は多くされています。

 

激突する事故は、前方の注意不足だけではなく、車両の点検やメンテナンスが十分に行われておらず、ブレーキが利かなかった場合もあります。

 

また、パレットに荷物を積みすぎたり、荷物の積み方が悪く、前方が見えずらくなってしまい、人や物に気付かないまま走行してしまったという事故もあります。

 

フォークリフトに限らず言えることでもありますが、前方の注意を怠らないことが事故対策で最も大切なことです。

 

転倒によるもの

フォークリフトの積荷をパレットに載せ過ぎていたり、積荷の積み方が悪くバランスを崩し、フォークリフトごと転倒してしまうという事

 

故も起きます。パレットに積荷を乗せすぎたままマストやヘッドガードを操作することで、フォークリフトのバランスが崩れてしまうこともあるのです。

 

フォークリフトが転倒することで、地面に全身を強く打ったり、下敷きになってしまい、大きな事故に繋がってしまうのです。また、転倒によってパレットやマスト、積荷に体が挟まれる事故も多く起きています。

 

事故対策は

フォークリフト事故対策には、4つのことが重要だと言われています。
* 前後左右の確認を怠らない
* フォークリフトの通路を明示し立ち入り制限する
* シートベルトの着用の徹底と低速走行など安全運転
* パレットやマストは用途のほかに使わない

 

どれも当たり前に思うかもしれません。しかし、当たり前に思うからこそ、より注意を払う必要があります。
* 慣れているから
* これまで事故がなかったから
* より効率よく作業したい
と思うことは誰でもあるかもしれません。

 

しかし、慣れているからこそ注意が必要であり、効率を上げるために安全が必要であることを忘れないようにしましょう。
事故対策を心がけることで、マストやパレットなどの操作に慎重になり、用途以外の無理な操作をしなくなります。

 

また常に安全をに配慮することで、点検やメンテナンスを欠かさなくなるため、事故対策に繋がるのです。

 

まとめ

ここまで、フォークリフトの事故対策についてお話ししました。
フォークリフトを使う物流や建築などの現場では、当たり前のように事故対策が取られているでしょう。

 

しかし、フォークリフトの事故は起き続けています。
フォークリフトの事故対策は、周囲の注意を払う運転をしたり、積荷を乗せすぎないなど、基本的なことです。

 

また、マストやパレットを操作するときに、手間を省こうとして、無理な操作をしないことや、運転や操作だけではなく、フォークリフトの点検やメンテナンスを怠らないことも事故対策として大切です。

 

慣れている操作であり、安全に行われるはずだという過信が、事故を起こします。これまで事故が起きなかったから、これからも事故が起きないとは限りません。

 

慣れているからこそ、事故対策を怠らず、常に安全に細心の注意を払うことが効率の良い作業に繋げましょう。

 

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